2016年4月23日土曜日

屑籠

やなせたかしさんの詩です。


『屑籠』

屑を入れるということで
きれいになる
ぼくは
屑籠でよかった
あなたのかなしみを
どうか
ここへ
すてて
ください


この度の震災が起こる1週間前、
たまたま手に取ったやなせさんの詩集

「ちいさなてのひらでも」

東日本大震災の年に出版されたものでした。

皆さんの悲しみを受け止める屑籠が
あってくれますように。

そしてそんな屑籠のように
そんな人になれるものなら
なりたし
思いました。

そのためにも、
とにかくしっかりメンテナンスです。
皆さん、ご自愛ください☆☆☆