2011年11月25日金曜日

*青の中の光*


*青の中の光*
いつからか、こんな画が時折、ふと頭に浮かぶ瞬間があります。

漆黒ではなく、とっても綺麗な深い青の中に白い光があって、眩しくもなく、
ただ清楚に清潔に光っていて、あぁ、素敵だ、と思います。

憧れなのか、道標なのか、それにすがりたいのか、自分ではよく分かりませんが...
私を導く画であるとは思います。そして惹かれるものだと思います。


画家の山下清さんが、その才能を注目されるようになった頃、
ある記者さんにそんな自分をどう思うか尋ねられ、こう答えたそうです。

「人は、自分のことはよくわからないんだな」

展覧会でその記述を見た際、なにかとても気持ち良く解せた気がしました。
一番わかっているようで、他者の方がよっぽど色んな自分を知ってたりして。

だからしばしば道に迷うのも無理はないのかな、と思ったり。

そしてそんな時に助けてくれるのは、身近な他者だったり、どうとも知らない他者だったり。

自分が惹かれるものだったり。


なぜに歌うことが好きなのか、そもそも良くわからない。

歌うと血行が良くなって、肩こりや頭痛が治まったり、だるさが解消されるなど、
目に見える効果もありますが☆

一番はやっぱり、惹かれるからなのでしょうか。
惹かれたら後引きますし、快いですし、どうにも止まらない。

そして理由はわからずとも、幸せです。それがあると、幸せです。

そんな人体の不思議を大切にして、助けてくれる他者の皆々様に幸せをお返し出来たらと、
晩秋の夜長、ふと、思ったのでした☆